安武一征
目次

(数々の賞を受賞している、糸島産ふともずくプロジェクト。
福岡の糸島では、糸島産ふともずくのマーケティングから商品開発、
販売までを博多女子高等学校トータルビジネス科の高校生とJF糸島もずく部会の漁師さん、
そして糸島市が一緒に行う事業の多くをアジアン・マーケットが担っている。
ただの商品開発プロジェクトではないという事業のパンフレットを見ながら・・・)

これですね、中学三年生や保護者に
読んでもらいたいんですよ。

あー!
学校に興味を持ってもらうため。

そうそう。
中学生向けのページと大人向け
のページと。

で、受験をしてもらう。

と言うより、まずは興味を持って
もらってこれからを考えるきっかけに。
これ、学校のパンフレットとは
別に作ってるんですよ。
だから写真も、モデルじゃなくて
日常のリアルを撮ってるんです。
マスクも付けちゃってるし。

いま、こういう流れなんですか?
地方の課題を学生に投げてみて
揉んでもらおうって。

どうですかね。
これって、自分達で仕組みから
作ってるんですよ。

仕組みから?

単純に学校に丸投げしたら、
先生達は忙しくて・・・
日常の授業はもちろん、部活もあり、
保護者や生徒さんへの対応もあったり。
しかも、放課後遅くまで。
  
そのなかでも担当の先生方は
頭が下がるくらい凄く頑張られています。

それでも厳しい。

厳密に言うと、
民間の利益を求める事業の場と
教育現場との溝を埋める必要が
あります。

そうですよね。
学校にとっては、民間の現実的
な数字とあまり触れる機会がない
って事ですね。

はい。 

両方が直接取り組むと溝が
ありすぎて、進めるうちに
お互いに不信感が出てきや
すくなるんです。
継続性を持ちにくい。

そうかもしれませんね。

だから、橋渡しや企画の場が
必要になります。
うちはお互いのベネフィット
を理解していました。

【ベネフィット】
お客様が商品から得られるメリットの事

そうですね!

糸島市の担当の方が
この取り組みで、賞を受賞したり
して、内閣官房の方々が
わざわざ学校に来られたりもしたんですよ。

今からこれが、仕組みになって
いくんですね。

そうですね、一歩目です。

一番消費者に近いとこですもんね。

うん。
もっと言うと、この取り組みは
手段でしかなくて。
地域に気付いてもらいたいん
ですけども・・・
実は、売り上げが三倍近くに。

えっ??
三倍!!!

漁師さん達だけでやってきて、
もう15年近く経ってるんです。
15年の間、地元の直売所2店舗
だけで販売していたんですよ。
それをこの1年間、彼女達が販路
開拓からプロモーションまで全部
飛び込みでしていったんですよ。

大変ですねー。

で、東京で賞まで受賞して。
ローソンでの販売も始まったり
しています。
※農林水産省主催【フード・アクション
・ニッポン アワード】でも入賞。

こ、これは・・・

15年かけて。
それだけじゃ食べられなかった
ので、農業も兼業されていたのに

たった1年で...(唖然)


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