安武一征
目次

あのう・・
取材の様子って撮影しても
いいですか?
あんな綺麗なサイトに安武さんが
載るなんて、フフフって思って。

(笑)
安武さんからも言われたんですよ。

こんなオシャレなサイトにいいん
ですかってー

(笑)いやいや

今回の取材の目的って、0→1?

そう。
これまで安武さんが世に出されて
きた、コハルライトや補聴パネル
のお話も伺いたいんですけど、製品
情報じゃなくて、どうやって閃き、
どうやって実行に移したかを伺いた
かったんですよね。
商品と販売だけでなく、買ったお客さん
のその後までイメージしてプロデュー
スする発想というか・・

なるほどねー。
でも、もともとプロデューサー
ってしっくりこないんですよね。

そうなんですか?

やってることはね、23歳の時
から変わってないんですよ。
実は。
社会人1年目は、家電製品の設計
開発なんですよね。

製造ラインの管理とか??

いやいや、家電の開発。
本当に何を作ろうかって、
考えて図面書いて実験して・・
っていう開発。

あっ、そういう。

家電製品の開発を5年やって
きて・・・・うーん
今でも、そこなんですよ。 (立ち位置が)

一緒?

そう一緒。
開発の仕事って、こんな商品
作りたいっていう目的があります。
そこに行き着くまでの道筋を探し
出すんです。
実験とかして・・
例えばね、こういう機能をつけたい
ですって作ってみても、失敗しか
ないんです。

世の中に無いものですからね。

失敗しかなくて、道を見つける。
それを図面に落とし込んで、試作品
を作って、試して、ああ違ったねって。
それとやってることは同じ。

ほうほう

なんか世の中ね、一回失敗したら
もう終わりだって感じになってる。

まあ確かに。

で、 失敗したのを傍から見ていて
評論とか批判する人がやっぱり
多い。

あれダメだったねー とか。

そうじゃなくて、それがダメだって
いう【答え】が得られたって、実は
相当大きい。
そのダメだっていう答えの積み重ね
が道を作っていく訳ですよ。
ところが、あれやってみてって言うと、
それは○○がダメで、あれは△△がダメ
でって・・

怖がっちゃってる?

そう。
ダメだったを認めない。
本人も周りも。

認めない・・ありますね。

今回は、0→1の話でしたっけ?
世の中には1を評価する場所は
いっぱいある。
TV番組でも、社長が出てきて
成功体験を伝えるってあるでしょ。
あれは分かりやすいんですよ。
いろいろあって、今はこうなりました
っていう【今】を見せるでしょ。

ですねー。

でも、ここ
(いろいろあって・・の部分)
を取り上げる人って少ないですよ。
失敗中の人達を取り上げるって。

そう!

でもそこが実は面白い。
そこ(成功)に行き着こうとする
失敗を繰り返しているように
見えてしまう人達をなかなか認め
ないから。

そう!!

セミナーとかでは
ここ(良い部分)だけを見てね。
こうしましょうねーって言うけれど、
それぞれ現場ごとに違うんだから!
自分ごとに、リアルになりにくいん
ですよ。ホントに。

本当にそうだと思います。 

そこを認めないと、
1を生み出す人っていうのは、
アイツ失敗ばっかりして!!
って言われるばかりで、挑戦したり
する土壌が、どんどん無くなって
しまいそうで。

そういう人達が1を生み出すから、
その後の改良があって色んなものが
世に出てくるんですよね。
1が世に出てこないと改良も
何もないんですよね。

そう。改良も何もない。
それを、家電の開発の世界で
5年間やってたんです。
それが普通だったんですよ。

過酷ですねー

過酷じゃないですよ。
それが普通だったんで。
会社の中で、繰り返し試して
答えを探すっていうのが仕事
だったんで。

そうか!
それが常識だったんですね。

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